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音楽の誘導効果

ここでは「音楽療法」と一般的にいわれております方法論ーとりわけ「受動的音楽療法」について述べます。 実は私は「療法」という言葉は大変な誤解の元になっていると考えております。そのため私は「音楽療法」と言う言葉ではなく「音楽リハビリテーション」という表現を使っています。 このような見解は日本の「音楽療法」の世界では圧倒的な少数派ではありますが、なぜ私がそのような見解を持つに至ったかはこちらの記事をご覧ください


感覚の標準値


人間は自分の脈拍、体温等にそれぞれの標準値を持っています。標準値とは自分の平均脈拍、平均体温等を自分の感覚の尺度の基準になることを意味し、例えば触感で冷たい、暖かいというのはありますが 自分の平均体温(人間の場合36度付近ですが、0.1度以下は個人によって差があります)より高いと暖かい、平均体温よりかなり高いと「熱い」と感じ、逆に平均体温より低いと「冷たい」と感じます。
同じように人間は自分の平均脈拍(人間は年齢や個人差がありますがだいたい80-110BPMの間)より速いと「速い」と感じ、平均脈拍より遅いと「スローテンポ」と感じます。
試しに以下の音を聞いてみてください。

(1) ランニング、アップテンポの曲 (160BPM)
(2) ミッドテンポ、ウオーキングの曲 (110BPM)
(3) スローテンポの曲 (60 BPM)


(1)のアップテンポは人間の脈拍よりかなり速いため(人間が全力疾走の時の平均脈拍)かなり速く感じ、(3)のスローテンポは人間の平均脈拍よりかなり遅いため遅く感じます。 そしてそれら自分の平均脈拍と違うテンポの曲を一定の時間きますと人間の脈拍、ついては精神状態もある方向に誘導されることになります。
速い音楽を聞けば、結果的に精神状態を高揚させる方向に誘導し、遅い音楽を聞けば逆に鎮静の状態に誘導します。
もちろん誘導ですからすべての人が誘導されるとは限りません。
しかし音楽を聴くことにより一定方向の音楽状態へ誘導はされやすくなり、これを長時間聞くとかなりの確率で音楽を聴くことによって精神状態に変化が起きます。
精神的に疲れた人にゆったりとしたヒーリング音楽を聴かせることにより精神の鎮静効果があり、一定のリラクセーション効果に誘導します。誘導であるがゆえにこれはセラピー(療法)というよりは 私は「音楽リハビリテーション」という表現を使うのはそのためです。

次にこの映像と音楽を聴いてみてください


この曲は当サイトの管理人、で作曲家の大野恭史の1989年の作品スリーピングミュージック第一番です。 人間がノンレム睡眠状態の平均脈拍 50BPMで作曲されたものです。
いかがでしょうか?

フルトラックではありませんが、まだこの曲が収録されているCDを購入することができます。(配信はしておりません)
ご興味のある方はしたのリンクから詳細をご覧ください



CDについて詳しくはこちら


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